鈴木亮平が全身全霊すぎて心配 『西郷どん』第17回感想
こんにちわ。ドラマ大好き、食いしん坊のマー子です。
ひさしぶりに『西郷どん』の感想を。
『直虎』に続き、『西郷どん』も挫折なく観続けられてます。それって、最近の大河がかな〜り柔らかく描かれているからかなーと。
女子ウケはいいとして、硬派な歴史モノを観たい男性諸君には物足りないだろーけど、私的には観やすいですね〜。
第17話の視聴率は12.0%。
最初の頃は15%前後だったので、数字的には停滞気味。まぁでも『直虎』も12%前後で推移してたから、同じような感じなのかな。
鈴木亮平の芝居が全力すぎて大丈夫？
役ごとに激痩せ、激太りと肉体改造をし、その高い演技力でカメレオン俳優と名高い鈴木亮平。
今回も、360度どこからみても西郷どんでしかない。
そりゃ、お芝居していて、役としてストーリーのなかで動いていくわけだから、西郷どんその人にならなきゃ成り立たないのはそうなんだけど、目力、息遣い、汗、背中が震える様などなど、どこもかしこも120%西郷どんになっている。
あまりにも役に入りすぎて、この人カットかかった後とかちゃんと日常生活に戻れてるのかなって心配になるレベル。
それに最近の西郷どんは、命より大事な斉彬（渡辺謙）が亡くなって、完全に抜け殻状態。
今までがむしゃらな生命力に溢れていただけに、ふわふわしてて根無し草な様子は観ていて心が痛んじゃう。
第17話での月照（尾上菊之助）と海に身を投げる撮影を振り返って、「僕も気持ち的に落ち込んでいて、体力的に限界に近かった」と語った鈴木さん。
身も心もボロボロ感、十分に伝わってましたよー。
にしても、歴史に疎い私。西郷どんが一度死にかけてたって全然知らなかった。
第12話の感想で、いい人すぎる西郷どんもこれから闇抱えちゃったりするのかなーって書いてたんだけど、こういう壮絶な体験を経て、幕末を乗り越える強い心を養っていくんだろうな。
来週からは、奄美大島に流される西郷どん。
実際に島で長期ロケをしたそうで、鈴木さん曰く「夢のような時間で、僕にとっても生き返りの島だった」 そう。
よかった、よかった。
役とともに生きる男、鈴木亮平。西郷どんを通して、鈴木さんの生き様までもみているような気がします。
濃厚な男同士の愛、そして島女房とのロマンス
林真理子作『西郷どん！』について、「原作には師弟愛や家族愛、男女の愛、BLまでのいろいろな愛がある」と語っていた、脚本家・中園ミホ。
ここまでは、男女の愛はほとんどなかったなぁ。
すでに一回結婚しているけど、橋本愛ちゃんあっさり出番終わっちゃったし。篤姫とも愛というには淡すぎ〜る関係だったし。
それに比べて男同士の愛はド濃厚。
現代に生きてたら家臣の殿に対する忠誠心とか正直よくわかんないんだけど、ここまでの西郷どんにとって、殿の斉彬は自分の全てって感じ。
殿死んだからって後追いするとか、いやいや、あんた実家に腹減らした兄弟いっぱいいるんだから現実みてよって思っちゃうけど、殿＞家族、なんだね当時は。
お互いに自分の立場を顧みず、尊敬しあって、助け合う。正助がスネてた時期もあったけど、正助がダメなときは西郷どんがすくい上げるし、西郷どんが落ち込んでるときは正助が励ます。
ただ今回、正助が「月照を殺して生き伸びろ」って西郷に言うんだけど、これまでの西郷の性格考えたら絶対言いなりにならないのみえみえなのに、なんで西郷の「わかった」って言ううわっつらの言葉信じたんだろ。そこは謎。
さらには、月照との突然のBL。
まぁ、斉彬の意志を同じように抱えていて、ともに命を断たねばならない状況に追い込まれて、運命共同体って気持ちになるのはわからんでもない。
とはいえ、西郷と月照が手と手握って、見つめあって、ともに入水って…
唐突にBL感強めに演出されていて、ちょっと戸惑ったよ笑。 シリアスな雰囲気を増長させたかったのかな。
そんなこんなで、男同士の愛で成り立ってると言ってもいいここまでの展開。
だけど「島編」では、二階堂ふみ演じる運命の女性・とぅま（愛加那）と出会い、結婚し、子供をもうけて…とついに、男女のロマンスな予感。
男臭いのもいいけど、西郷がおなごに癒されるってのもたまにはいいんじゃないでしょか。
なんてったって、幕末の革命モードが怒涛のクライマックスになるんだろうけど、その魂の下地が醸成される「島編」も楽しみです＾＾
西郷どん、おきばりやす！
あなたは晴派or天馬派？ 『花のち晴れ』第４話感想
こんにちわ。ドラマ大好き、食いしん坊のマー子です。
久しぶりに観続けている学園ドラマ、『花のち晴れ～花男 Next Season～』。
思いのほかシンデレラストーリーを濁りない目線で楽しめてます〜笑。
第４話資料率は、9.0%。
花沢類効果の第３話よりやや落ちだけど、そこそこキープです。
いじわる美少女・愛莉ちゃんの切ない恋
第４話は、不器用な愛莉（今田美桜）が暴れ回ってましたね〜。
C５のキャラたちもだんだん立ってきて、ドラマの厚みも少しはでてきたのではないでしょうか。
まずは、ざっくりあらすじを。
↓第４話あらすじ↓
愛莉は音（杉咲花）を英徳学園から追放しようとしたことを謝り、友達になってほしいと急接近。怪しいと思いつつ愛莉のペースに巻き込まれる音。
そんななか、音は愛莉にハメられ、冷蔵庫に閉じ込められてしまう。そこには愛莉に呼び出された天馬（中川大志）もいて…。
隠しカメラで音と天馬のふたりきりの会話を見せつけられた晴（平野紫耀）は愛莉にぶち切れ、音たちを冷蔵庫から解放する。
翌日、愛莉は行方不明に。怒った晴は探そうとしないが、愛莉の晴への気持ちを知る音は放っておけずに、愛莉を探し回り…。
愛莉ちゃん、素直じゃないねー。
晴の気持ちが音にいってるのがわかってるから、正面から気持ち伝えられないってのはわかるけど、音にいじわるしたら晴にますます嫌われるのわかりそーなものなのに。
好きな相手に嫌われてでも自分のこと考えてほしいって、どんだけ切ないんだ！
晴との思い出の場所で倒れていた愛莉。音が見つけ出した後、晴も駆けつける。
「お前の気持ちに気づけなくて、応えられなくてごめん」と晴に言われ、愛莉はやっと「大好きだったよ」と気持ちを伝えられた。
ヒドい仕打ちをした自分を助けてくれる音をみて、こりゃ敵わんぞっって愛莉も思ったんだろーな。
普通、あんないじわるされたら助ける気おこらないもんねー。音ちゃん、お人好しすぎだわー。
そんなこんなで、ホントに！？ 音の友達になりそーな愛莉ちゃん。
恋には破れたけど、初めてのお友達ができそーでよかったね。
ちなみに、めっちゃ美少女と話題の愛莉役の今田美桜。
”福岡で一番かわいい女の子”と称されたローカル活動を経て、2016年に上京したそう。
今田美桜、初めて見たなーと思ってたら、『民衆の敵～世の中、おかしくないですか！？～』のデリヘル嬢役で高橋一生と絡んでた子だったよー！
全然気づかんかった。。。
ツインテールのお嬢様とデリヘル嬢とじゃキャラ違いすぎるとはいえ、まったく違った雰囲気なのはなかなか。
これからも、ドラマにいろいろ出てきそーですねぇ。
晴と天馬、どっちがお好き？
晴と天馬、どっちも魅力的で選べないよー！
って、音ちゃんがなってこそ、よりドラマは盛り上がるって仕組みの『花晴れ』。
２話あたりでは天馬くん超絶いい人だけど、ちょっと面白み欠けるかなーって思ってたら（※第２話感想）、 ３話からは音にグイグイ自分の思い前のめりで伝えてきて王子様パワーハンパない。
第４話でも、
「（ヒドい状況でも）音といられて嬉しい」（からのギュッとハグ）
「ずっと心に音がいて支えられてる。音のことは俺が守る」
「僕がそばにいてほしいのは世界でただひとり、音だけだから」
…って、よく恥ずかしげもなく言い切れるなぁーっていうド直球、愛の告白が止まらない天馬くん。
そらキュンキュンする天馬派の気持ちもわかるし、キラキラ攻撃にくらくらせんでもない。
のだけど、個人的にはおバカな晴に一票だなぁ。
人間的には100倍天馬のほうがデキた子なんだけど、やっぱりおバカな子はほっとけないし、なんだかんだで晴はいい奴ってギャップがねぇ、くすぐります。
今回は、愛莉に対して怒った顔がよかったな。
ヘタレでアホだけど、いざってときにみせるキリリとした表情。女子はギャップに弱いのだ。
ともかくや、晴も天馬もキュンキュンさせてくれればくれるほど盛り上がるわけだから、これからもバチバチ魅力を戦わせてほしいところ。
さらに、人気モデル・メグリン（飯豊まりえ）が登場して恋は四角関係に…。
いいね、いいねぇ。ライバルが掻き回してくれそーだし、天馬の継母・利恵（高岡早紀）も邪魔してきそーだし、来週も音ちゃん目線でドキドキしたいと思います〜！
