菜々緒の悪女っぷりが爽快！ ドラマ『Missデビル』第1話感想
こんにちわ。ドラマ大好き、食いしん坊のマー子です。
4/21（土）に映画『帝一の國』がフジで地上波初放送されますね！ 最近、映画の地上波放送までのスパンがほんと早くなった気がする。菅田将暉のハンパない勢いがあふれているこの映画、観てない方はぜひ。めっちゃ笑えますよ〜。
さてさて今日は、ドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』第1話の感想を。
初回平均視聴率は、9.6%。まずまずの出だしでしょうか。
悪女界に君臨する菜々緒の真骨頂
ひと言で言えば、悪女キャラ界を席巻する菜々緒のための菜々緒によるドラマ。
今回は、”悪女を超えた「悪魔」になる！”ってのがドラマのキャッチコピーのようだけど、ありえない鬼っぷり、ドSっぷりが突き抜けていて、もはや爽快感さえある主人公・椿眞子を菜々緒がふりきって演じてましたー！
菜々緒さん、「悪女」、改め「悪魔」を演じるのがほんと楽しそ〜。
そりゃ、普段言えないようなドSセリフを連発してたら、言ってて気持ちいいはず。
濃すぎるアイメイクに、超絶ミニスカ＆赤いハイヒールの悪魔コスプレも、あの脅威のスタイルをもってして完璧に着こなしてる。
あと１cm短かったらパンツ見えるよねっていうスリットスカートとか、どこで買ったんすか笑？ って感じだけど、フィギュアばりの美しさで有無を言わせない迫力。
あの格好からの回し蹴りは、痺れるわー。
菜々緒の魅力＝悪女力を最大限に発揮させるキャラクター、椿眞子。ふりきれてるから、清々しいのです！
鬼の新入社員研修。やりすぎだけど正論も
人事コンサルタントの椿眞子が、老舗損害保険会社内のハラスメントや社内恋愛のこじれなど、会社が抱える問題を大胆に解決してく…というあらすじ。
第1話は、眞子が新入社員研修を任され、会社の財務状況を見据えて50人の新入社員を10人まで絞り込んでゆく。
この新入社員研修が、ほんとスパルタ。
いきなり研修冒頭で、夢と希望に満ちた新入社員を前に「自らの意思で会社を辞めることは、唯一にして最大の権利」と言い放ち退職願を書かせる。
研修という名のもと、ほふく前進させるわ、謎の穴掘らせるわ、しまいには、「同期の欠点を紙に書け」とな。ひぃー、鬼や鬼。
身体的にも精神的にも追い詰められまくりの新入社員なんだ けど、スパルタ指導のなかに思わず納得しちゃう正論も。
確かに、会社に入ったのが自分の意思なら辞めるのも自分の意思なわけで、辞める選択肢を認識しておくのは大切だし、眞子言うように自分の欠点を知ることで、他人にどう思われてるのか知るることも大切だな、と。
研修最後に11人残って、あとひとり辞めさせるときに、財務官僚の息子（←このご時世にこの設定笑）のいじめを暴いて辞めさせるってのも、なにげ悪者倒す感じでスカっとしたしね。
眞子には眞子なりの哲学をもって、ドＳ制裁しているんだろうなって思わされるのです。
佐藤勝利がちょうどいいかも
ドラマ冒頭、新入社員の斉藤博史（佐藤勝利）がでてきて同期とやりとりしてるのみてて、うーん、お芝居大丈夫か！？ 新入社員役なら中島裕翔のがよかったんじゃない？ などとぼんやり思ってたんだけど、結果、勝利くんでちょうどよかったかな。
特段取り柄がなくて、出身大学も同期より見劣りして自信はあんまりないんだけど、いざって時に反発する勇気もあるにはある…っていう博史の感じ、結構、勝利くんにあってたなと。
それに、菜々緒さんにいじめられる美少年って構図も悪くない。（もう少年って歳でもないかな、美青年！？）
第１話ラスト、新入社員研修で唯一眞子に刃向かった博史が、眞子が室長を務める「人材活用ラボ」に配属され、リストラ係を任命される。
新入社員がリストラ 係って、もう辞めたい。。。
眞子の奴隷、、、ではなく部下となった博史はいったいどうなるのか！？
１話でも眞子のドSっぷりに往復ビンタされた感じだけど、ここからが本番ですねー。
ちなみに、ラストに流れた安室ちゃんの『Body Feels EXIT 』に思わず笑った。
20年以上前の楽曲を主題歌にするって笑。でも、懐かしい〜って感じもありつつ、ドラマの世界観にはなかなか合っててよいかと。
ドラマの世界観は一貫しててわかりやすいし、菜々緒の悪女ぶりは爽快だしでよいのだけど、ひとつ懸念点は、眞子のキャラがこってりし過ぎてて、途中で飽きそうかもってことかなー。
（濃い味の中華って、ひと口目は美味しいけど胃にもたれるなっていう）
飽きずに楽しめるかは、これからの社内闇エピソードの描かれ方次第でしょか。
とりあえず、次回も観てみよーかなーと思ってます！
